指定された年の、土用開始の日時を計算します。
*計算に誤差はつきものです。節替りの時閒などの値は保證(保証)できません。國立天文臺(国立天文台)、萬年暦を參照してください。誤差と無保證(無保証)を御理解の上、自己責任にてご判斷(ご判断)ください。
カテゴリー: 計算
本命・月命・最大吉方・同会・傾斜の計算
生年月日から、九星気学で使用する、本命・月命・最大吉方・同會(同会)・傾斜を計算します。ラッキーカラー、ラッキーナンバーも出します。
生年月日を入力してください。
*生まれ日が3〜10日のときは、干支・九星がずれる可能性があります。生まれた時閒が必要です。時閒は母子手帳等で確認できるでしょう。
*それ以外の日に生まれた人は、時閒の指定は00:00:00で問題ありません。
*「記憶する」ボタンで計算結果を記憶すると、こちらの計算ページで、自分の凶方を赤で塗ることができます。
*その日の十干・十二支・九星を知りたいだけ、あるいは、その月の切り替え日時を知りたいだけなら、こちら や こちら で計算できます。
*「最大吉方」は移動方位だけを指すものではありません。多くの利用法があり、村山流と言われるものにとって大事な槪念になります。移動方位だけと考えたり、用語を變更するのは、村山流と立場が違います。
參照:村山流の九星気学風水はこちら↓
大人の氣學
社会運勢学会
シンクタンクマインドズーム
日盤切替の問題
陰遁陽遁のサイクル:
日の十干十二支九星
で、切り替わりの現在のルールを述べました。
しかし!
これはズレます。ズレを放置すると、遠い未来、今の冬至付近の切り替えが、夏至付近の切り替えになることもあります。ざっとやってみると、半年以上前にずれこむ事もおこります。冬至切り替えが立春付近まできて、さらに超えて、ぐるっと一周なんて時もあります。
前述のルールを述べた投稿では、ここまで言及していません。計算を簡単にするために固定して考えています。実は、離れた過去や未来を計算するとズレが大きく出ます。あてにならないのです、本当のことを言えば。
このズレをどうするかは確定していません。未来の人類に丸投げです。
実は、天象学会の『萬年暦』の1905年(明治38)と1915年(大正5)の動きがイレギュラーです。
なぜ調整を入れたのか、なぜこの値に決定したのか、理由不明です。今年で100年。伝承が残っていません。
1905-12-20七赤
1905-12-21七赤
4020日経過 (4200 - 180)
1916-12-22七赤
1916-12-23七赤
どうです?素敵でしょう?全くわからなくて。
A.いつどれぐらいズレるか?
現ルールに基づくと、何がどうしてどれぐらいズレるか、みてみましょう。
解決策を未来に託すためです。私の代では無理でしょう。
A1.前提
前提①: 地球の1太陽年の日数: 365.24219XXXX で、前後する。 前提②: 1年の日数は、整数化せねばならない。年数も同じ。 前提③: グレゴリオ曆の閏日の発生: 400年間で100回未満にする。97回にしている。 ex. 西曆1〜400の時、西曆100年、200年、300年は平年。西曆400年は閏年。 なお、西曆に0年、0世紀はありません。 前提④: 干支は60のサイクル。 前提⑤: 干支九星は180のサイクル。 前提⑥: 通常は「甲子」(60干支の、1番目)で陰遁陽遁を切り替える。 前提⑦: 切りかえを調整する時は「甲午」(60干支の、30番目)で切り替える。
意外に多いですね。
A2.case1.400年間で考える
理解しやすいように、1〜400年の400年間で考えてみます。(400年はグレゴリオ曆の閏の基準期間)
(a).日数 = 400 * 365 + 97 = 146097日(∵閏年97回) (b).8400のサイクルの回数 = int(146097 / 8400) = 17回。 (c).8400のサイクルの合計日数 = 8400*17 = 142800日。 (d).(c)が何年ぶんに相当? = 142800 / 365.2422 ≒ 390.973
(d)の時にぴったり冬至なり夏至なりがきていれば問題ないはず。
整数化して考えると、391年でぴったりならラッキー。
だが現実はズレがあります。
391年でぴったりではない。ぴったりになって欲しい時に、何日ズレているか?をみてみます。
(e).391*365 + (97-3) = 142809日。 ∵391年間 → 潤になる年400年、396年、392年の3回はこない。∴97-3 (f).(e) - (c) = 142809 - 142800 = 9 この時、現実は、グレゴリオ暦が9日多い。 (g). ∴391年で、9日ずれる(前に移動する)
となりました。
391年で9日。結構な誤差です。
では、一ヶ月ズレるのはいつぐらいか、大まかに予想してみましょう。
(h).∴30日ズレるのは、391*3 = 1173年 30日は大事。前提⑦で使用する量、また、一ヶ月も変わると、月の節氣(干支九星)が変わってしまうため
A2.case2.1173年間で考える
case1で、1173年が臭うとわかりました。約30日のズレは大変です。
では、正確に、何日ズレるでしょう?case1と同じ考えでやってみると
1173年間の (i).閏の回数 = 97*2 + 90 = 284 ∵ 1173/400 ≒ 2.9325。400年完全に含む回数は2回。97*2 余りは、1173 - 400*2 = 373年。 この373年間の閏の回数は 90 回。(∵400,496,492...,376無し。4*93=372より自明。その中から、100年、200年、300年を除く) (j).1173年間の日数 = 1173*365 + 284 = 428429日。 (k).428429/8400≒51.003。 ∴ズレ = 428429 - 8400*51 = 29日。
29日でした。
場合によっては30日の可能性もあるでしょう。が、まぁ、29日で考えましょう。
B.どう調整すべきか?
1173年で29日、400年で9日。どう調整しましょう?
ここでやっかいなのは
前提④〜⑦
です。冬至切り替えなら、冬至が出現する節に切り替えたい。しかも甲しばり、子午しばり。
うまいことできるんかいな?という感じです。
丸投げします。
未来の人類、頑張れ〜。
iCalendar形式の十干十二支九星
google calendarにインポートして使用出来ます。.icsファイルです。
ブラウザでgoogleカレンダーを見た場合、十干十二支九星は画像になります。といっても文字を画像にしただけのものです。
ブラウザ以外のgoogleカレンダーと同期できるアプリでは、文字での表示になります。
googleカレンダーにインポートする場合は、新しいカレンダーを作って、それにインポートすると使いやすいです。
日の十干カレンダー
2001年からスタートしています。(Readdleのカレンダーアプリが2001年からしか動かなかったため)
日の十二支カレンダー
2001年からスタートしています。
画像は3通りに色分けしています。文字の場合はカッコで分けています。なぜそうしているかはセミナーでお伝えします。
日の九星カレンダー
googleカレンダーへのインポートに時間がかかるので、10年単位にファイルを分けました。見たい期間だけインポートしてください。
4200日目での切り替えが2020年6月20日にあります。その点を考慮しています。
二十四節気カレンダー
- 2015年〜2019年のカレンダー(2015/07/17追記)
土用カレンダー
- 2015年〜2019年のカレンダー(2015/07/17追記)
年の十干十二支九星
年の十干十二支九星のプログラミング。
西暦y>=1以上とします。
十干 = (y+6)%10
ただし:0=甲, 1=乙,....., 9=癸
十二支 = (y+8)%12
ただし:0=子,1=丑,...., 11=亥
九星 = 9-(y+7)%9
ただし: 1=一白水星,2=二黒土星,....9=九紫火星
注意点が一つあります。
九星気学風水では新年のスタートは「立春」です。二十四節気の考えです。正確に言うと、太陽の視黄経が 315°になる”日時”です。天文計算をして出す必要があります。
立春はほぼ2/4ですが、何年かに一度、2/3になったり2/5になったりします。
例えば立春が”2/4 07:00″だとしますと、”2/4 00:00″だと”前年”で、”2/4 08:00″だと年があけています。
月の十干十二支九星
月の十干十二支九星の計算は、年より複雑です。
年と同じように、24節気の日時で月を切り替えているからです。それは後述(3)します。
基本的には次のようにします。
方法としては2とおりあります。
1.月を累積した数を割って、余りを見る
2.各年単位で見る。
(1).
“ユリウス日”という日数を累積していく方法があります。これと同じ考え方で、月も累積していきます。例えば西暦1年の1月を0、2月を2、…西暦2年の2月を13、…というようにしたとします。
s=0,1,2,...;0=1年1月,....13=2年2月,14=2年3月,....
十干 = (s+6)%10
ただし:0=甲,1=乙,....9=癸
十二支 = s%12
ただし:0=子,1=丑,....11=亥
九星 = 9 - (s%9)
ただし:1=一白水星,....9=九紫火星
(2).
各年単位で出す方法。
m=1,2,...12 ; m=月をしめす
十二支 = m-1
ただし:0=子,1=丑,...11=亥。
十二支は簡単ですね。十二支と月は完全に一致しているからです。
月の九星と十干は、年の九星と十干を使って計算できます。
年の九星(十干)が分かれば、その年の2月は常に同じ九星(十干)になるからです。
12ヶ月は、3の倍数だから九星とうまく合いますし(36ヶ月=3年で一巡)、5年だと60ヶ月となり十干で割り切れるからです。
この特徴をふまえた計算方法(考え方)はいくつもあります。一例をあげておきます。
求めたい月 m は 2,3,4,...13 とする(1月を13にする)。
甲=0,乙=1,....癸=9とする。
k=求めたい年の十干で、0,1,2,...8 とする。
a = 2( (k % 5) + 1) % 10
月の十干 = (a + m - 2) % 10
求められる値は 0,1,...9
s=求めたい年の九星で、1,2,...9 とする。1=一白水星。
九星 = (3s + 7 - m) % 9
求められる値は 0,1,...8 で、0は九紫火星
(1)の方法を利用してもかまいません。
十干 = ((y-1)*12+M+6)%10
ただし:y=西暦で、1,2,...;Mは月で、M=0,1,...11
九星 = 9-((y-1)*12+M)%9
ただし:y=西暦で、1,2,...;M=0,1,...11
(3).月の切り替わり
月の変わりの判定には二十四節気を使います。正確にその日時で変わると考えています。例えば2015年3月に啓蟄がありますが、国立天文台の発表では、啓蟄は”2015 3/6 06:58″です。つまり”3/6 00:00″はまだ前の月が続いていて(2月扱い)、”3/6 07:00″は月が変わった後(3月)です。
この日時も太陽の視黄経を計算する必要があります。
02月 315° 立春
03月 345° 啓蟄
04月 015° 清明
05月 045° 立夏
06月 075° 芒種
07月 105° 小暑
08月 135° 立秋
09月 165° 白露
10月 195° 寒露
11月 225° 立冬
12月 255° 大雪
01月 285° 小寒